国立劇場「くろごちゃん有職文様ぽち袋」
お正月のぽち袋。平安時代から続く有職文様のなかに、
国立劇場のキャラクターの「くろごちゃん」が隠れている。
2025年 AD+D 上平稔人
国立劇場 トートバック
歌舞伎をはじめとする日本の伝統芸能に登場するモチーフを並べてみた。
大入袋のみ赤を入れることで、縁起のいいポイントができたと思う。
2015年 本体/約400×300×120mm 持ち手/約25×520mm AD+D 上平稔人
国立劇場「子どもの遊び」手拭い
歌舞伎の様々な場面に子どもが扮している。
元絵は浮世絵から引用している。
2016年 AD+D 上平稔人
国立劇場「歌舞伎名ぜりふかるた」
折り紙をちぎって外箱の周りに配置し、歌舞伎かるたの世界観を
楽しく表現した。あわせて読み札と取り札四十四組もデザインしている。
「デザイナーのアイデア戦略」エムディエヌコーポレーション刊(2017年)に掲載。
2016年 AD+D 上平稔人
FUTAMI Wood Work Ltd. 「マウスパッド」
「つなぐ」ということをテーマに表現した。販促物としてマウスパッドを制作。
JAGDA GRAPHIC DESIGN IN JAPAN 2008 ジェネラルグラフィックカテゴリー
「This One!」に選ばれる。
2点シリーズ。2007年 AD+D上平稔人
FUTAMI Wood Work Ltd. 「接手(つぎて)リーフレット」
建具の、様々な接手(つぎて)方法を紹介したリーフレット。
ページごとに接手の突起がある。
JAGDA GRAPHIC DESIGN IN JAPAN 2008に掲載。
2007年 AD+D上平稔人
『純米吟醸「あらかわ」の酒かすで作る 酒かすの塩』
:福島 荒川桜づつみ酒づくり協議会
他の塩とは成り立ちが異なる商品であり、「荒川から汲み上げた酒を合わせて作られた塩で
ある」ということを、うまくビジュアルで表現できないかとまず考えました。 荒川の2文字を
ビジュアル化し、水質は日本一であることをブルーのワンポイントで表現。さらに酒を象徴
する盃をデザインに込めました。白地を多くとり、シンプルに2cですっきり見せることで商品
の特性を際立たせることができないかと思いました。今後、瓶での展開も考えているとの
ことで、ジップロックと合わせて瓶の帯巻きもデザインしてみました。
「おいしい東北パッケージデザイン展2020」福島県知事賞 AD+D 上平稔人
「小野こまち特別純米酒」
:秋田 秋田県発酵工業株式会社
小野小町の名を冠した商品であることを最大限にアピールしたいと思い、小野こまちキャラ
クターをデザインしてみました。平安時代風な感覚を残しつつ、現代 的で可愛らしく、こけ
し、あるいはマトリョーシカ人形のように見せたいと考えました。瓶を黒にして、
できるだけシンプル で、色数も抑えて強く印象に残るラベルにしたいと思いました。
「小野こまち」の商品名も小さくなりすぎず、キャタクター に合わせてすっきりと見える
書体で組んでいます。ターゲットとして女性も視野に 入れながら、召し上がっていただく
多くの方の共感を得るデザインができればと思いました。
「おいしい東北パッケージデザイン展2020」奨励賞 AD+D 上平稔人
「福島県産原料しょうゆ」:福島 玉鈴醤油株式会社
ネーミングは社名をそのまま、ダイレクトに「玉鈴しょうゆ」としました。あわせて社名に
ある「鈴」をデザインし、玉の字とあわせてキービジュアルとして白地に赤の商品ロゴを
作ってみました。瓶の口を鮮やかな黄色い折り紙で包み、全体に明るく親 しみの持てる
デザインにしようと考えました。長期熟成・本醸造という表記も入れ、シンプルに王道感の
ある商品として多くの人の共感を得ながらも、若い世代の人にも受け入れやすいデザインに
なったと思います。なお、使用している瓶は300ml入りで、売り場に陳列されたときも
埋没することなく、存在感を発揮してくれるのではないでしょうか。
「おいしい東北パッケージデザイン展2018」入選 AD+D 上平稔人
「白だし(仮称)」:岩手 佐々長醸造株式会社
ラベルはペットボトルをビニール素材で巻き、白、スミ、赤の三色で構成します。 透明部分の
しずくの形は、本商品のもつ だしの旨味や風味を表し、また、かつおぶしの元となる鰹が
群れをなして泳いでいる様子を表現しています。ダミーを作 る技術上、くり抜いていますが、
実際はビニールの透明部分となります。商品名は「花巻白だし」、「明治三十九年創業」という
老舗であることも合わせて上品に、それでもしっかりと目に入るようにレイアウトしました。
全体に余白を多くとり、キャップにも白い折り紙を巻くことで、「白」を強調するデザインに
してみました。 他商品とは異なる高級感と、品格とを兼 ね備えたパッケージになるよう
考えました。
「おいしい東北パッケージデザイン展2018」入選 AD+D 上平稔人
「熟成黒にんにく」:青森 合同会社カネジン金木屋
パッケージを白い紙に黒一色のみでシンプルに表現することで、黒にんにくの持 つ力強さや、
青森・田子(たっこ)産ブランドであることの自信を表現できないかと考えた。「にんにく」
の文字から一 筆書きでにんにくのシルエットを描き、 太い明朝体の「黒」の「、」の形が
黒にんにくのかたちによく似ていることから、これのかたちを整えてビジュアルに加えた。
また商品の中身を見せることは欠か せないので透明な容器を選んだ。内容量 は150g入り
前後を想定した大きさにしている。外箱は天面のデザインとして使 える部分が大きく、
売り場で並べた時、すっきり目立つと思う。
「おいしい東北パッケージデザイン展2017」入選 AD+D 上平稔人
「うに缶」:岩手(株)宏八屋
外箱でうにの黒いとげと、黄色くてやわ らかい身の部分をデザインで表現してみました。
地域性を訴求するため、商品名を「三陸うに」として三陸ブランドを強 く押し出しています。
商品名の書体も、うに独特のやわらかさに連動させてPOP でやわらかい印象にしてみました。
おもて面をシンプルに見せたかったので、「宏 八屋謹製」のロゴは裏面に入れています。
黄色いバージョンと黒いバージョンの2 種類で店頭に展開することで、より一層 の
ブランディング効果が期待できると思います。また、3箱入りのセット売りにすることも
容易なデザインであると考えます。
「おいしい東北パッケージデザイン展2017」入選 AD+D 上平稔人
「山形のコメ-ユ」:山形 三和油脂(株)
外箱は、山形に連なる山のかたちをイメージしたデザインでカット。四角いビンが固定され、
中から金色の光が箱の外にまで漏れ出す。商品イメージを強調するため全体に金色を基
調とし、オイルが店頭に並んだ時点で視えるデザインを考えた。陳列されたときの効果も
考え、バリエーションとして白い外箱も提案。ネーミングは「山形のコメーユ」とした。
ラベルも外箱イメージに合わせ、二つ折りにして内側に品質表示等を入れて対応する。
「おいしい東北パッケージデザイン展2015」優秀賞ノミネート AD+D 上平稔人
「花泉産ひとめぼれ」:岩手(有)松勘商店
ひとめぼれの商品自体はどこでも売られているため、他と差別化するためにはネーミングが
大事であると考えた。作り手のこだわりと自慢のお米であるということで、「お米に、
愛をこめて。」口に出せば恥ずかしいような言葉でも、店頭に並べば効果絶大である。
イメージを強調するため、鉛筆で文字をすべてなぞり、書体をあえて書いて表現した。
1kgと350g入りで、お土産として手に取ってもらいやすいサイズかと思う。
「おいしい東北パッケージデザイン展2015」優秀賞ノミネート AD+D 上平稔人